スペイン1部の名門バルセロナでスポーツディレクター(SD)を務めるデコ氏がエースの後継者問題に言及した。
リーグ首位に立つチームをけん引するポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキ(36)も大ベテランとなり、後任ストライカーの獲得が最重要課題とされる。スペイン紙「ムンド・デポルティボ」によると、デコSDは後継者について「今シーズンに集中しなければならないので、それは優先事項ではない」とし「私が望んでいるのはレバンドフスキが今見せているのと、同じレベルを維持し続けることだ」という。
その上でウワサされるノルウェー代表FWエーリングブラウト・ハーランド(マンチェスター・シティー)についてデコSDは「まず、ハーランドがわれわれの望んでいる選手かどうかを知る必要がある。今はわかりません。今日、私たちは9番を望んでいない。ロベルトがいる。9番について計画していない。決断を下すときに選択肢を検討する。今はどの選手についても語るときではない」と説明した。
デコSDの発言はエースFWレバンドフスキに配慮したものとみられているが、同紙の取材に対して「選手名」を出したのはハーランドだけとあって、今後の動向が注目されそうだ。