ポスティングシステムでのメジャー移籍を目指すロッテの佐々木朗希投手(23)をめぐる怪情報が飛び交っている。
ドジャース専門メディア「ドジャース・ウェイ」は14日(日本時間15日)、「荒唐無稽な日本のウワサ」と前置きし「佐々木朗希とドジャースの契約が成立したようだ」と題した記事を掲載した。
「日本では佐々木がすでにLAに照準を合わせており、すでに契約が成立しているという新たなウワサが浮上した」と指摘する同メディアは、アカウント名に「JAPAN」が付いたXの投稿をピックアップ。投球する佐々木の写真とともに「佐々木朗希はすでにドジャースと契約を結んでいる」とつづられた日本発と思われるこの投稿を問題視した。
同メディアは「ドジャースファンが興奮しすぎる前に、この時点でこの主張が何らかの形で立証されるかどうかを知る方法はない。日本の大手メディアもアメリカのメディアもそれを取り上げず、文脈を提供していないため、これはドジャースに根ざした関心を持っているように見えるアカウントからの根拠のないツイッターのウワサである可能性がある」と注意を促した。
「25歳ルール」の対象となり〝バーゲンセール〟でFA市場に出る佐々木には多くの球団が関心を示しており、報道も過熱の一途をたどっている。怪情報に警鐘を鳴らした同メディアだが、最後は「佐々木がとにかくLAに来たいと思う理由は複数あり、これが現実のものとなれば来シーズンはそのうちの2人をローテーションに入れることになる」と、投手復帰を果たす大谷翔平投手(30)とともに大きな期待を寄せた。