2026年北中米W杯アジア最終予選のB組第5戦(14日=日本時間15日)で韓国はアウェーでクウェートに3―1で勝ち、4連勝で首位の座をキープした。
前半10分にFW呉世勲(オ・セフン=25、町田)がヘディングで先制点をマークすると、19分にはエースFW孫興民(32=トットナム)が自ら獲得したPKを決め、同国歴代2位に並ぶAマッチ通算50得点目となった。韓国は後半にも加点し、快勝。洪明甫監督は「スタートと同時に相手を支配し、その中で早く得点できた。準備した通りに成し遂げられた」と語った。
その一方、韓国メディア「Xportsnews」によると、指揮官は後半19分に絶対エースの孫を交代させたことに「孫興民はご存じのように私たちのチームで重要な選手だ。しかし今はずっとケガに苦しんで回復し、そのような段階が繰り返され、過去の試合では90分間走ってきたが、一番良かったときと比べると少し足りなかった」と語ったという。
孫は10月にアジアサッカー連盟(AFC)の年間最優秀国際選手賞を受賞するなど「アジア最高のストライカー」と呼ばれている。負傷明けという事情も含め、今後32歳になった点取り屋の起用法が気になるところだ。