サッカーの2026年北中米W杯アジア最終予選のインドネシア戦(15日、ジャカルタ)について、元なでしこジャパンのレジェンド・MF澤穂希さん(46)が主将のMF遠藤航(リバプール)をキーマンに指名した。
元女子代表の澤さんとDF鮫島彩さん(37)が、都内で行われているパブリックビューイングに参加。試合前に、会場に集まったファン140人を前にトークショーを行った。
ここまで3勝1分けでグループCで首位に立つ日本の戦いぶりについて、澤さんは「得点力がほかのチームよりずばぬけていて強い。アジアのアウェーの洗礼みたいなのもある中で、しっかりと結果を残せているのが素晴らしい」と高く評価した。
自身の現役時代と同じポジションの遠藤を注目選手に挙げ、その理由について「同じポジションだったのもあるし(遠藤の)守備力、球際の強さに注目。うまく相手からボールを奪って、見ていてワクワクするような(パスで)チームメートをうまくコントロールしたり。守備力もすごいし、注目したい」と説明した。
主に左サイドバックとして活躍した鮫島さんは、DF町田浩樹(サンジロワーズ)をキーマンに挙げ「(町田は)守備の対人(戦)も強いしヘディングも強い。特に私が好きなのは、町田選手がすごくきれいな質のいい縦パスを通すところ。それで一気にチャンスメークをするシーンが多いので、今日もそういう縦パスからの得点シーンが楽しみ」と大きな期待を寄せた。