サッカー日本代表の北中米W杯アジア最終予選のインドネシア戦(ジャカルタ)と、野球の国際大会「第3回プレミア12」1次ラウンドの日韓戦(台北ドーム)の試合時間が〝もろかぶり〟でスポーツファンから悲鳴が上がっている。
侍ジャパンの韓国戦は午後7時、森保ジャパンのインドネシア戦は午後9時のそれぞれ試合開始だったが、野球は序盤から宿敵との激闘で進行が遅く、中盤にさしかかったところでサッカーの試合がスタート。プレミア12はTBS系列で地上波放送、サッカーW杯予選は「DAZN」の独占配信のため〝同時視聴〟が可能になったが、どちらかの視聴に集中できず悲鳴を上げるファンが続出している。
ネット上では「テレビで野球を見ながらスマホでサッカー」「サッカーと野球の切り替え忙しいですね」「野球とサッカーの代表が同じ日に試合って初めてな感覚やな」「サッカーと野球で忙しい」「野球とサッカーを両方観てるから忙しい」とうれしい悲鳴が。さらに「サッカーも見たいし野球も見たいし日程ずらしてくれ!」と懇願する声も上がった。
森保ジャパンの試合はもともと14日の開催予定だったが、日本代表側の要請により15日の開催にずれて、珍しい野球とサッカーの代表の〝同時開催〟となった経緯がある。
「サッカー日本代表も試合やってんだ。気付かなかった。自分は野球。やっぱりまだ地上波でやる影響はでかいね」と野球や地上波でやっていることから、より多くの視聴者を獲得しているとの指摘も出ている。
どちらの競技にも関心があるファンにとっては、つらい?1日となったようだ。