大女優・大地真央(68)の〝コメディー路線〟が子供や若者層から大ウケしている。
大地といえば宝塚歌劇団のトップスターとして活躍。退団後は舞台やドラマなど幅広く活動しており、近年はユーモアあふれる役も数多くこなしている。
来年1月クールでは主演ドラマ「最高のオバハン 中島ハルコ~マダム・イン・ちょこっとだけバンコク~」(フジテレビ系)の放送が決まった。大地にとって初のシリーズ作品でもあり注目度が高まっている。
テレビ関係者は「シリーズ1作目となる2021年に放送された『最高の――』は見逃し配信で平均約60万PVと当時のフジテレビ〝土ドラ枠〟の最高数値をたたき出しました。今作はその第3シリーズですが、最近の大地さんは『アイフル』のCMでの女将さん役が若い世代にウケており、その世代には〝コメディー女優〟として認知されています」
いまや幅広い層に支持されている大地。正統派から、コミカルな一面を見せて子供・若者層に人気というのはかつて前夫・松平健が歩んだ道と似ていると言われている。
「松平さんは『マツケンサンバ』をきっかけに再ブレーク。今では子供人気も高く、役者業も放送中の朝ドラ『おむすび』に出演するなど絶好調です」(同)
痛快エンターテインメント作品の「最高の――」で大地が演じるのは、目の前に立ちはだかるトラブルを毒舌でバッサリと斬っては解決へと導く敏腕女社長・中島ハルコ役。その姿から過去の番組オフィシャルサイトでは〝令和の水戸黄門〟と紹介されている。
「松平さんは『暴れん坊将軍』で俳優としての地位を不動のものにしましたが、大地さんも〝令和の水戸黄門〟が自身初のシリーズものとなり代表作となりそうです」(同)
昨年芸能生活50周年を迎えさらなる飛躍となりそうだ。