米プロバスケットボールNBAレイカーズの八村塁(26)が日本バスケットボール協会を批判し、日本代表トム・ホーバス監督続投に苦言を呈したキッカケについて、米メディア「BASKETNEWS」が報じた。
八村は13日、日本協会の方針について「お金の目的があるような気がする」とし、トム・ホーバス監督が続投することにも「アスリートとしてプロとしてやっていた、プロとしてもコーチをやったことのある、そういう人がコーチになってほしかった。今回こうなってしまったのは僕としても残念」と疑問視した。
日本のエース・八村の発言は大きな波紋を広げているが、特にホーバス体制に注文を付けたことに各方面から賛否両論が出ている中、同メディアは昨夏のパリ五輪で八村とホーバス監督の関係に異変が生じたという。「ドナタス・ウルボナス記者が8月に報じたところによると、八村と日本代表のヘッドコーチ、トム・ホーバスの間でメンバー構成をめぐる緊張関係があるというウワサが広まり始めたという」と指摘した。
さらに同メディアは「ホーバス氏は引き続き代表チームを率いることになるが、レイカーズのフォワードはそれについてあまり満足していない」と伝え「ホーバスが代表チームを率いることに反対していることは明らかだ。これが選手や日本協会からの具体的な行動につながるかはまだわからない」と報じていた。