パドレスのダルビッシュ有投手(38)が15日(日本時間16日)、自身のX(旧ツイッター)を更新。ポスティングシステムでのメジャー移籍を目指すロッテ・佐々木朗希投手(23)の移籍先を巡り、連日、多くの米メディアの注目を集めている中、現地ファンが運用するXについて警鐘を鳴らした。
ダルビッシュは、米国のファンが「Padres Nation(パドレス・ネーション)」のアカウント名でパドレス情報を発信するXについて言及。
「以前から勘違いをしている方がいますがこちらのアカウントはパドレスの公式アカウントではなくパドレスファンの方のものです。パドレス公式はこちら↓↓」と球団の公式Xのアドレスを添えて投稿し、注意喚起を促した。
同アカウントでは過去の投稿で「サンディエゴは佐々木を待っている」として日本語のコメントとともに佐々木の動画を投稿。その内容が佐々木の着用するロッテのユニホームが破れると、パドレスのユニホーム姿に変身する動画だったため、「リスペクトを欠いている」「不謹慎」などと批判の声が殺到する事態となっていた。
これを、パドレスの公式Xと勘違いするファンも少なくなく、ダルビッシュがこの投稿をリポストする形で指摘した。すると、同アカウントは謝罪した上で問題の投稿を削除。「佐々木さんの投稿は削除しました。この投稿に悪意はまったくありませんでした。編集はクールだと思いましたが、日本の文化やファンに対してどれほど失礼な印象を与えたかは分かりませんでした。日本のファンを含むすべての野球ファンに敬意しかありません」とコメント。
ダルビッシュから「プロフィール写真を変えた方がいいと思います」とも提案されると、素直に「変更しました。アドバイスをくださり、ありがとうございます。悪意はなく、善意のつもりでした」と謝罪した。