落語家の桂南光が１６日、読売テレビ「あさパラＳ」に出演。「１０３万円の壁」見直しを巡り地方から懸念の声が挙がっていることに怒りをにじませた。
番組では国民民主党が公約とした、年収の壁を１０３万円から１７８万円に引き上げた場合、国民の手取りが増えるメリットと、国・地方の税収が減るというデメリットがあると紹介した。
すると、南光は「手取りが増えるのが一番ええんちゃうの！？」と声を張り上げカットイン。「その地方の税収が減るのは、そりゃ当たり前やねんけども。地方、ずーっと細こう調べてみ？ 無駄な金をいっぱい使っとるねん。そこを節約していけよ！」と私見を語った。
さらに自宅のある大阪・四條畷市を例に出し「ずーっと赤字やってん。こんなもん黒字になんてできへん言うてたのに、もう辞めはるけど東さんいう人（市長）が、若い人やけど黒字に変えたんですよ。それは節約していったから。それをみんなやれっちゅうねん！」と一喝。「もらうでしょ、それ使い切らんと次くれへんから。あんな無駄なことをしてるからダメなんだよ！ これは俺の意見やで！」と叱りつけた。
あまりの迫力に隣に座っていた谷まりあが「かっこいい…」と一言。南光は急に柔和な口調で「ありがとう」とつぶやいていた。