FA去就が注目されるテオスカー・ヘルナンデス外野手(32)がドジャースと再契約するとの見方が強まってきている。ドジャースをはじめ、ヤンキース、レッドソックス、オリオールズ、レンジャーズなどが獲得に乗り出しているが、Tヘルナンデス自身は以前からドジャース残留を強く望んでおり、「ドジャースネーション」は「すぐに再契約する見込み。ドジャースは最近、1年2105万ドル(約32億4800万円)の条件を提示して復帰する意向を示した。すぐに契約をするFA選手はわずかだが、彼はその1人になる可能性がある」と伝えている。
ドジャースの主軸を担って申し分ない活躍を見せたTヘルナンデスだが、FA市場では同じ外野手で大争奪戦となっているフアン・ソト(26)の〝保険〟として見られ、ソトとの交渉次第でヘルナンデス獲得が後手に回る可能性も指摘されていた。ソト、佐々木朗希、ブルワーズからFAのアダメス獲得も視野に入れるドジャースだが「ESPN」のジェフ・バッサン氏も「ヘルナンデスが最初に指名される大物選手になるかもしれない」と見ている。
しかし、一方でTヘルナンデスは先日自身のインスタグラムに「ありがとう」と投稿。プロフィルからドジャース関係の写真やロゴを削除し、残留を願うファンを不安視させているが、果たして…。