J1磐田がわずか1年でJ2逆戻りのピッチだ。16日のホーム・横浜M戦に3―4で惜敗。勝ち点を奪えず、残留圏17位・柏とは勝ち点5差の降格圏18位で、残り2試合を迎えることになった。
残留へ勝利がほしい一戦。前半5分にMFジョルディ・クルークスが先制点を挙げるも、FWアンデルソンロペスのハットトリックとMF西村拓真のゴールで1―4に。終盤にFWジャーメイン良の2ゴールで1点差まで詰め寄ったが、痛恨の黒星となってしまった。
次節(30日)のFC東京戦に勝っても、最終節を残して降格が決定する可能性がある中、横内昭展監督は「現実はしっかり受け止めないといけない。我々にできることを最大限やっていくしかない」と厳しい表情で語った。
ファン、サポーターに向けては「試合終わった後もスタジアムに残ってくれて、ポジティブな声をかけてくれた。結果で皆さんに返すしかない。あと2試合、なんとしても勝ってサポーターの方と勝利を喜びたい」と力を込めた。
昨季はサッカー王国・静岡からJ1チームが消滅。来季から清水がJ1に復帰するが、来季のJ1での静岡ダービーはお預けとなってしまうのだろうか。