日本代表・侍ジャパンの栗原陵矢内野手(28=ソフトバンク)が16日の「プレミア12」オープニングラウンド台湾戦(台北ドーム)のスタメンから外れた。前日15日の韓国戦で、右上腕付近に死球を受けた影響とみられる。
大会前の強化試合から「5番・三塁」を主戦場に井端ジャパンの中軸を担ってきたが、この日の試合前練習ではフリー打撃を回避し、室内で振り込んだ。前夜の韓国戦では5回の第3打席に患部に死球を受けた後も、出場を継続。8回の守備からベンチに退いていた。
別メニュー調整にも「腫れも痛みも多少ありますが、大丈夫です」とテーピングを施した患部をさすりながらも軽傷を強調。チームのムードメーカー的役割も期待される28歳は、普段通り笑顔を絶やさずベンチ裏へと引き揚げた。