侍ジャパンが16日の「プレミア12」オープニングラウンド・台湾戦(台北ドーム)に3―1で勝利。投打がかみ合い、開幕から無傷の3連勝とした。
打っては初回一死一、三塁から森下(阪神)が犠飛を放って先制すると、3回二死三塁から不振が続いていた辰己(楽天)が適時二塁打を放って追加点。4回にはこの日初スタメンとなった源田(西武)が1号ソロを放ち、台湾を3点差まで突き放した。
投げては先発・才木(阪神)が6回途中無失点とゲームメーク。7回に登板した3番手・北山(日本ハム)がソロを被弾し1点こそ返されたが、最後は連投で9回のマウンドに上がった守護神・大勢(巨人)がぴしゃりと三者凡退に抑えてリードを守り切り、勝利を確かなものとした。
超満員&台湾独特の〝爆音応援〟という超アウェーの中で行われたホームチームとの一戦だったが、終わってみれば6安打3得点と打線も勝負どころで力を発揮して逆境をはねのけた。