西武は16日、秋季キャンプ中の宮崎・日南市南郷で4選手と契約更改を行った。ドラフト6位ルーキー・村田怜音内野手(23)は50万円アップの750万円(金額は推定)で来季の契約を更改した。
5月11日の楽天戦(ベルーナ)に「6番・一塁」で一軍デビューし、プロ初安打を放った村田は、4試合目の出場となった同14日の日本ハム戦(エスコン)の守備中、ファウルボールを追い掛け一塁側ネットに激突。左ひざ後十字靭帯損傷で戦列離脱を余儀なくされた。
村田は「もし、ケガをする運命だったとしたら、一軍に出場した後のケガでよかったと思いますし、一軍の舞台での経験は必ず来季に生きると感じています。リハビリ期間もやるべきことを一切手を抜かずやり切ったという自負があり、足の状態もよく、問題なく野球ができています。オフの期間にしっかり課題を克服して、100%良い状態で2月のキャンプインを迎えたいと思っています」と勝負の2年目に懸ける思いを語っていた。