元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏が17日、「日曜報道 THE PRIME」(フジテレビ系)に出演し、国民民主党の玉木雄一郎代表の不倫騒動で、新たに噴出した疑惑に「政治家としてあり得ない」と追及した。
玉木氏は不倫疑惑に「概ね事実です」と認め、謝罪。「103万円の壁撤廃」協議が進んでいたとあって、「仕事とプライベートは別」と擁護論が高まり、代表も続投していた。ところが、その後、不倫疑惑のタレント女性が国会の憲法審査会をたびたび傍聴していたことが報じられた。
橋下氏は「持論として、不倫問題はプライベートな問題として、家庭内と相手女性の間でしっかり解決を図ってもらえるのであれば、仕事はしっかりやってもらいたい」と問題視しないスタンスだったというが、「憲法審査会に女性を傍聴させていた、連れてきたという報道もある。不倫問題を超えて、ちょっと危機管理的にもどうなんだと」と首をかしげた。
続けて「そういう女性を公に職場に連れていくっていうことが、マネジメント上、どうなんだって、強く不信感を抱きます。もうあとは有権者が判断すること。不倫問題のプライベートと仕事は別だという僕の持論だったとしても、そこに女性を連れていくのはやっぱり政治家としてはあり得ないと思っている」と厳しく断罪した。