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豊崎由里絵 松本人志の裁判終結に「このまま終わりにしないで、考えなきゃいけない」

東スポWEB 2024年11月17日 12時9分

17日放送のフジテレビ系「ワイドナショー」(日曜・午前10時)では、女性問題を報じた「週刊文春」発行元の文芸春秋らを名誉毀損で提訴したダウンタウンの松本人志が、訴訟を取り下げた件について取り上げた。

コメンテーターとして出演したフリーアナウンサーの豊崎由里絵は「誰も予想しなかった結果だと思う。どう受け止めていいのか正直わからない」と戸惑いつつも「当事者間で、話し合いが終わって終結している以上、私たち外にいる人が何かこれ以上詮索したり、想像で何かを話したりするのは違うのかな」と語った。

その上で、「今回のことは登場人物、皆さんが誹謗中傷を受けたと思う。どちら側も。SNSでは罵詈雑言が飛び交っていて、この状態をどうするのか我々は目を向けないといけないのかなと思う。SNSの使い方、同意の取り方、現代における飲み会のあり方とか。私たちは抜け落ちていたところ、見えてきた問題でもある。社会の関心がこれだけ集まっているので、このまま終わりにしないで、見えてきた部分をこれからどうするのか、我々1人ひとりが考えなきゃいけないのでは」と私見を述べた。

松本は、女性に性的行為を強要したとの報道をめぐり、「週刊文春」発行元の文芸春秋などに5億5000万円の損害賠償などを求めた訴訟は8日、双方の話し合いで松本側は訴えを取り下げ、文春側が同意して裁判が終結した。

松本は終結時のコメントで、「強制性の有無を直接に示す物的証拠はないこと等を含めて確認いたしました」とした上で「裁判を進めることで、これ以上、多くの方々にご負担・ご迷惑をお掛けすることは避けたいと考え、訴えを取り下げることといたしました」と説明。報道にあった女性らとの会合への出席した事実を認め「参加された女性の中で不快な思いをされたり、心を痛められた方々がいらっしゃったのであれば、率直におわび申し上げます」と謝罪した。なお、所属する吉本興業は「松本人志の活動再開につきましては、関係各所と相談の上、決まり次第、お知らせさせていただきます」と発表している。

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