アイドルグループ「ＷＥＳＴ．」の中間淳太が１７日、ＴＢＳ系「サンデージャポン」に出演。国民民主党が主張する年収１０３万円の壁撤廃について言及した。
衆院選で躍進した国民民主党は年収１０３万円を超えると所得税が発生することで働き控えが発生していることを問題視。１０３万円を１７８万円に引き上げると主張して有権者の支持を受けている。自公政権も国民民主党と協議に入り、壁撤廃が現実味を帯びている。
番組では年収１０３万円の壁のほかに年収１３０万円の壁もあると指摘。年収１３０万円を超えると社会保険料が発生して大きく手取りが減ってしまう。立憲民主党が先日、年収１３０万円の壁解消のために減った収入を給付でカバーする法案を国会に提出している。
こうした年収の壁を巡る議論に中間は「言いたいことたくさんあるんですけど、１０３万円の壁については３０年前にでき上がったんですよね。その時の賃金の割合と物価の割合で計算した上で１０３万じゃないですか。今は賃金も物価も上がっている。玉木さんも計算した上で１７８万と出していると思う。進めない理由は僕には分からない」と壁撤廃に向けて動くべしと訴えた。
また、国民民主党の玉木氏を巡っては不倫疑惑も取り沙汰されたが、番組では「政策の議論の場ではほとんど影響がない」（杉村太蔵氏）としてあまり時間を割かなかった。