米女子ゴルフツアーの「アニカ・ゲインブリッジ・ペリカン」3日目(16日=日本時間17日、フロリダ州ベレアのペリカンGC=パー70)、49位で決勝ランドに進んだ渋野日向子(26=サントリー)が7バーディー、2ボギーの65で回り、通算5アンダーの17位に浮上した。
出だしの1番でバーディーを奪うと、3番パー3、4番パー4、5番パー4で3連続が来る。8番パー4をボギーとするも、後半は17番パー4、18番パー4の連続バーディー締めでさらに2つ伸ばした。渋野は「前半5ホールがすごくいい流れだったので、もう少しスコアを出したかった気持ちもあるけど、最後2ホールでバーディーを取れてよかった」と振り返った。
7バーディーについては「ショットでついているところも多いし、外したところもいっぱりありましたけど、3日続けていいショットが増えている。あとはパットが入ってくれた分、このスコアだった」。そのパッティングについては「見た目では見えない難しいラインが多いので、そこはちゃんと決め打ちして打てたと思うけど、やっぱり読むのは難しい」と語った。
かねて目標としている来週の今季最終戦「ツアー選手権」へ、ポイントランキング60位以内の出場圏内に向けて、最終日はさらなる上位進出が必要。「ちょっとでも上位に食い込めるように、明日もこれくらいのスコアを出さないと上にはいけないので、頑張りたい」と力を込めた。
そのほか日本勢は勝みなみ(明治安田)が通算7アンダーの7位で首位と5差。畑岡奈紗(アビームコンサルティング)は、渋野と同じ通算5アンダーの17位につけた。