阪神は、17日に高知・安芸市内で行われていた秋季キャンプを打ち上げた。藤川球児監督(44)は、「次世代含めたチームの活性化というところは必要と思ったところだったので、すごくいい秋季キャンプが送れた」と総括した。
中野、佐藤輝ら昨季一軍で活躍した選手から、ルーキーの椎葉、山田まで始動時は総勢39名の選手が参加した今キャンプ。選手ともじっくりと言葉を交わした指揮官だが、「オフシーズンにどれだけ仕上げてくるのか、戦う準備をしてくるのかというところでは、その準備をしたまで。彼らに課題や宿題はあると思いますけどね」と冷静に振り返った。
また、「来年1年戦っていくための体力を身につけないといけないので、2月は練習量が増える」と〝地獄の春キャンプ〟を宣言。「僕は判断はものすごく早いんで。〝一瞬でチャンスがなくなる〟と各コーチが伝えたと思いますから。どのたりまでもってくるか非常に楽しみではあります」と虎ナインのレベルアップを期待していた。