声優の籔根依泉(やぶねいずみ)が17日、都内で行われた一般社団法人国際声優育成協会が主催する「第13回国際声優コンテスト『声優魂』」でMCを担当。同じくMCを務めた石川光太郎とともに、優秀賞、最優秀賞の受賞者を見守った。
今大会までの総エントリー数12000人を誇る中高生声優コンテストは、今回で13回目を迎えた。審査員を声優・水島裕や倉田雅世、大会MCを石川、籔根が務めた。
籔根は第7回大会で最優秀賞を受賞し、声優として活動するきっかけをつかんだ。当時、ともに受賞を果たした声優の田中しおり、山口久玲愛とはいまだに仲が良いようで「夜な夜な通話をしながら、決起会を(開いています)。『こうなったらいいね』ってお互いを鼓舞し合って過ごしています」と仲の良さを感じさせるエピソードを明かした。
また、石川から「実際に声優デビューして感じていることは?」と聞かれ「もっとアニメ作品に出れるって思っていたんですけど、実際にいただく仕事はゲームの実況や朗読劇だったり…。裏方よりも顔出しが多いんだなっていうイメージを受けました」とマルチな活躍を求められる〝若手事情〟を告白した。
それでも「100%の力で取り組ませていただいています!」と日々の仕事に全力で向き合っているようで、「人とのつながりを大事にして、基礎練は怠らず、日々精進してください!」と未来の〝後輩〟たちにメッセージを送った。
なお、最優秀賞は高校1年生の鈴木碧桜さん、優秀賞は中学2年生の池田葵さんと高校1年生の松下響さんが受賞した。