ドイツ１部バイエルン・ミュンヘンのイングランド代表ＦＷハリー・ケイン（３１）が、来年１月にイングランド代表監督に就任するドイツ人のトーマス・トゥヘル氏について、英紙「スタンダード」インタビューで語った。
トゥヘル氏がＢミュンヘンを率いていたときにプレー経験があるイングランド代表の主将は「発表されたときは驚いた。バイエルンを去った後、彼が別のクラブで監督をやると思っていたので。私は彼と密に仕事をしてきたし、彼がどれほど有能であるかも知っている」と率直な感想を語った。
続けて「ビデオであれ、スピーチであれ、何であれ、彼は本当に優れたモチベーターだ。そして戦術面でも最高レベルの一人。代表チームは、１０日間ほどの活動を経験するだけで、その後数か月間は顔を合わせないのですから、彼にとっては興味深いでしょう」と語った。
その一方で「彼はかなり率直に物事を話すので、（Ｂミュンヘンで）それを好まない選手や同意しない選手もいたでしょうし、３月になれば（イングランド代表でも）同意できない選手も出てくるでしょう」とトゥヘル氏の姿勢を明かした。
さらにケインは、イングランド代表初の外国人監督をファンが受け入れられるかと問われ「結果次第だろう」と答え「彼のプレースタイルはトーナメント形式のサッカーに適している。彼のセットアップの方法、試合中の細かい部分に対する考え方は、大きな違いを生み出すことができる」と新監督への信頼を口にした。