ボートレース若松の「東龍軒カップ」は17日、準優勝戦が行われた。
前田聖文(36=愛知)は準優10Rに2号艇で登場。スリット優勢に運ぶと1Mは差しハンドル。バックも一気に進出して先マイした清水敦揮に追いつくと、2Mも清水の差し返しをしのいで先行。節一パワーにモノをいわせて押し切った。
「仕上がってます。めちゃくちゃ出ている。この足ならもっと着を取れてなきゃいけなかった」と優出を決める逆転劇をホっとした表情で振り返った。
最終日は一気に気温が下がり、風も強まる予報。「水面が荒れるみたいだけど、条件はみんな一緒。時間もあるし、新品リングを入れることも視野に、やれることをやっていきたい。スタートはまあまあ勘通り」と意気込んだ。節一パワーを武器に今年2Vをもぎ取る。