ボートレース大村の「日本MB選手会会長杯」は17日、準優勝戦が行われた。
榎幸司(42=長崎)は準優9R、5コースからコンマ07の好スタートを決めてまくり差しハンドル。道中で田中京介との2着争いを制し、今年2回目の優出切符を手にした。
レース後には「展開も良かったけど、プラス風が舟を向かせてくれた。最近の僕の感じからしたら奇跡ですね」と笑顔があふれた。
地元の大村では41回目の優出で7Vの実績がある。「もともと大村のイメージは悪くないけど、最近の僕の調子が悪いのでどうかな。でも周りと比べても分が悪い気がしているけど、レースには参加できる感じなので優勝戦も運が向くかもしれないですね」。風を味方に〝準優の奇跡〟再来を狙う。