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【MLB】ソト争奪戦はメッツ有利とNY紙報道 オーナーや球団最高幹部と「非常に詳細な会談」

東スポWEB 2024年11月18日 10時29分

ニューヨーク・ポスト紙(電子版)は16日(日本時間17日)にメッツがヤンキースからFAになったフアン・ソト外野手(26)と「カリフォルニアで非常に詳細な会談を行った」と報じた。

今オフのFA最大の目玉獲得に向け、先週の木曜日(14日=同15日)にレッドソックスが、金曜日(15日=同16日)にはブルージェイズが面談を行い、両軍とも印象深いプレゼンテーションが実施されたと報じられた。しかし、オーナーのスティーブ・コーエン氏を始め、カルロス・メンドーサ監督ら球団最高幹部が出席したメッツのプレゼンテーションは「大成果」があり、「非常に詳細」な話し合いが行われたという。

「正式なオファーが出されたかどうかは不明」だが、同電子版はソトの契約について「総額6億ドル(約923億円)に達する可能性があり、場合によっては繰り延べなしの7億ドル(約1077億円)になる可能性もある」と指摘。ドジャースの大谷翔平投手(30)が昨年契約した総額7億ドル超えも現実味があるとした。

「常勝軍団を作ることを公言しているコーエン氏こそが(メッツの)最大の強み」で、その理由について「それは過去2シーズン、MLBで最高額(のチーム総年俸とぜいたく税)を支払い、今季もリーグ優勝決定シリーズに進出し、上向きであると見える」と説明。また、メッツは現在、生え抜きの強打者アロンソや、右腕セベリーノら3人の先発投手がFAになっているが、「今、誰が最優先事項となっているかは間違いない。それはソトだ」と指摘し、「メッツのチャンスは他球団よりも多いような気がする」と伝えた。

ヤンキースは18日(同19日)にソトとの面談を行う模様で、球団関係者は「やる気満々」。同電子版はソトがヤンキースで充実のシーズンを過ごしたことなどから「確かなチャンスがあるはずだ」と述べた一方で、「それが何らかのアドバンテージになるかどうかは分からない」とまとめた。

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