時が来れば、メーガン妃の回顧録の出版を妨げるものは何もない。王室評論家が大胆な予測を発表した。英紙エクスプレスが17日、報じた。
ヘンリー王子は2023年に回顧録「スペア」を出版し、世界中に衝撃を与えたが、メーガン妃も同じことをするかもしれない。
メーガン妃は、王室の一員としての人生と経験をつづった回顧録を執筆中であるといわれているが、王室専門家たちはいずれ出版する可能性があると考えている。
というのも、メーガン妃は以前、王室の上級職員として働いていた頃、日記を付けていたことを明かしており、夫妻がウィンザーにあるフロッグモア・コテージの最後の荷造りをしている時にその日記を見つけたからだ。当時の心情と出来事を詳細に記した日記は回顧録のメインとなるだろう。
王室評論家リチャード・フィッツウィリアムズ氏は「理論上は、メーガン妃が回顧録を書けない理由はない。ほぼ確実に売れるだろうし、おそらく非常に売れるだろう。しかし、彼女も十分承知しているように、それはどれだけセンセーショナルなものになるかによるだろう」と指摘する。
フィッツウィリアムズ氏はまた、チャールズ国王とキャサリン皇太子妃が健康問題と闘っているため、回顧録の出版はまだ予定されていないと考えている。さすがにヘンリー王子とメーガン妃も、このような時期に王室を批判しないよう慎重に行動している。
フィッツウィリアムズ氏によると、ヘンリー王子の米国ビザをめぐる論争や、王子が申請書に薬物使用歴を申告していたかどうかが夫妻の口を閉ざしている原因にもなっている可能性があるという。トランプ次期大統領は、王子が申請書に自分の過去について正直に記入していなかった場合、王子に対して「適切な措置」を取ると明らかにしているからだ。
フィッツウィリアムズ氏は、メーガン妃が回顧録の出版を控えている理由について、「現在、王室の高位メンバー2人が病気のため、王室へのさらなる攻撃や恥辱を与えれば、彼女は思いやりがなく無神経な人物と見られるだろう。また、メーガン妃が自身の家族についてどれだけ明らかにしたいのかも不明だ。彼女は母親のドリアを除いて、家族全員と疎遠になっている」と述べた。