元WWEの女子プロレスラー・Sareee(28)が、来年4月に現役を引退するセンダイガールズプロレス(仙女)・里村明衣子(45)の〝介錯人〟に名乗りを上げた。
18日に都内で会見を開いたSareeeは、自主興行第6弾「Sareee―ISM ChapterⅥ」(来年1月23日、東京・新宿フェイス)で里村と約6年ぶり4度目の一騎打ちを行うと発表した。
Sareeeにとって里村は、2011年4月のデビュー戦で胸を借りた先輩だ。会見では里村から「Sareee選手がチャンピオンとして、ここまで上り詰めたのはとてもうれしいことです。ただ、お互いトップ同士、プライドと意地がありますので。Sareee選手にはぜひ、今の里村明衣子を体感してほしい。待ってろよ、Sareee」とビデオメッセージを送られた。
この言葉にSareeeは「里村さんが引退すると聞いて、絶対にシングルマッチで戦わないといけないと思いました。13年前、ガリガリで何もできず何もかなわなかった。だから『トップ同士の戦い』と言ってもらえてうれしいし、これまで頑張ってきてよかったと思いました」と笑顔を見せた。
19年4月の仙女・後楽園大会でのシングルで里村に初勝利を挙げ、これまでの戦績は1勝2敗。その後、22年6月に米WWEのNXT・UKで再会を果たし、2か月後には当時里村が保持していたNXT・UK女子王座に挑戦する機会をつかんだが、コロナ禍の影響で実現しなかった。
「いつか必ず戦わないといけないと思っていた。これまで1勝2敗なので、私が勝って必ずイーブンに持っていく。そして私が里村明衣子選手の介錯人になります。タダでは引退させないし、それをやるのは橋本千紘じゃない。プロレス界は私に任せられると思われるような試合をします」と強い決意を示した。
この他にはしゃあvsビクトリア弓月、ジャガー横田&田中きずなvs堀田祐美子&叶ミク、彩羽匠vsChiChi、伊藤薫&岡優里佳vsボジラ&桃野美桜が決定。
また来年3月10日には自主興行第7弾「Sareee―ISM ChapterⅦ」(新宿)を開催することも併せて発表された。