新日本プロレスは18日、来年1月4日東京ドーム大会の追加カードを発表し、スターダム所属の王者・岩谷麻優(31)対AZM(22)のIWGP女子王座戦開催が正式決定した。
前日に大阪で行われた両団体の合同興行で、岩谷は渡辺桃を退け、8度目の防衛に成功。試合後は「1・4東京ドーム、出る資格ありますよね?」と年間最大興行での防衛戦を直訴し、直後にAZMが挑戦者に名乗りを上げていた。
2023年の1・4ドームでは初代王者のKAIRI(現WWEのカイリ・セイン)が、中野たむとの防衛戦を実現させた。昨年4月に同王座を戴冠した岩谷は王者での越年を果たしたが、今年1月4日はスターダム・東京ドームシティホール大会で朱里とのV3戦が組まれ、隣の東京ドームの舞台には立てなかった。そのため「今年の1・4、(東京ドームに)出れなくて、すげえ悔しかった。見下されているような気がした」と口にしていた。
AZMには今年8月のシングルリーグ戦「5★STAR GP」公式戦で敗れ、「岩谷麻優が持つベルト、やっても面白いよね」とIWGP女子王座に興味を示されていた。王者にとって今夏のリベンジがかかる一戦になる。