ノア18日の「MONDAY MAGIC」(新宿フェイス)でGHCハードコア王者の石川修司(49)が田中将斗(51)を下し初防衛に成功した。
試合は「ハードコア王座」を冠するにふさわしく様々なアイテムが登場する激闘になった。イスチャンバラで幕を開けると、竹刀、ラダー、有刺鉄線ボードと続々投入され、会場には幾度も悲鳴がこだまする。石川は序盤、頭からゴミ箱をかぶらされて竹刀でめった打ちされるなど苦戦したが、断崖式ファイヤーサンダーでテーブルクラッシュするなど応戦。最後はラダーにスプラッシュマウンテンで投げつけてからジャイアントスラムで叩きつけて3カウントを奪った。
試合後石川は「田中将斗! 本当にアンタはすげえよ。俺がグラジエーター大好きで、橋本真也が大好きで、川田利明が大好きでその全員とシングルでやっていて…」と敬意を示す。さらに「このGHCハードコアのベルト、まだ歴史が浅い。また2人で最高の戦いをやってこのベルトの価値を上げていきましょうよ」と話し、リマッチを求めた。
対する田中は悔し気に「勝たなきゃ意味ねえんだ!」と吐き捨てる。そして「次のチャンスがいつあるかわからないけど、おれはまだ諦めていないから。あのベルトを取るだけや!」とリベンジを誓った。