〝お騒がせ女子プロレスラー〟ことウナギ・サヤカ(38)が、リングに帰ってきた。
メキシコのCMLL日本女子王座を保持し、10月17日から2週間のメキシコ遠征を敢行。同25日にルチャの聖地「アレナ・メヒコ」で行われたCMLL女子グランプリ(イリミネーションマッチ)にも出場を果たした。だが、同大会の試合中に対戦相手のヒザが脇腹に直撃し、肋骨を骨折。27日にメキシコで出場した試合を最後に欠場していた。
骨折から約3週間がたったウナギは、18日に東京ドームシティホールで行われた「神取忍還暦祭り」で復帰。野崎渚、桃野美桜と組み、アジャコング&井上貴子&倉垣翼と対戦した。
22日ぶりにリングに立ったウナギは、桃野を使ってやりたい放題。それでも貴子にビッグブーツ合戦を挑むと、意地の張り合いを展開した。だが、12分過ぎ、自軍の野崎がアジャにつかまると劣勢に。最後はアジャのバックドロップをくらった野崎が3カウントを献上した。
試合後、バックステージに現れたウナギは「久しぶりに試合できて楽しかった! もう治った!」と絶叫。いいように利用された桃野から文句をつけられたが「それも含めてプロレスだから!」と言い張り、さっそく野崎に対戦を要求していた。
最後には神取の還暦を祝いつつ「まだまだお前らを査定してやるよ!」と言い放った。今後の大会には予定通り出場するという。