ボクシングの前WBA世界スーパーフライ級王者で同級6位の井岡一翔(35=志成)が、12月31日に東京・大田区総合体育館で同級王者フェルナンド・マルティネス(33=アルゼンチン)に挑戦することが18日に発表された。
7月の対戦でマルティネスに王座を奪われて以来のダイレクトリマッチ。この試合を生中継するABEMAの北野雄司エグゼクティブプロデューサーは、昨年の大みそかを超える視聴者数を期待する。
昨年の生中継は、視聴者数が228万に達し、K-1、プロレスなどを中継する格闘チャンネルで同年最高を記録。同氏は井岡にとって13度目の大みそか決戦に向けて「明確にどうというより、やるからには毎回いい数字ならいい」と力を込めた。
激闘の末に井岡がマルティネスに敗れた前回対戦の視聴者数も「よかった」とのこと。それに加えて大みそかは「在宅率が高く、中継を見られる環境にある人が多い。地上波もインターネットも同じで、どの番組も大みそかは特別」と好条件を挙げた。
さらに「去年よりABEMAも成長していると思う」と上積み効果も口にした。今回の一戦には「GREAT REVENGE(大いなる雪辱)」とのテーマが掲げられている。〝GREAT〟な数の視聴者獲得なるか。