米国野球殿堂は18日(日本時間19日)に2025年の殿堂入り候補者を発表し、マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクターを務めるイチロー氏(51)が入った。1年目での日本人初の選出が確実視されており、19年のマリアの・リベラ氏(54)以来、史上2人目となる満票で選出されるかが注目される。
イチロー氏のほかヤンキースなどで通算251勝のCC・サバシア氏(44)ら14人が今回初めて資格を得た。
殿堂入りはメジャーで10年以上プレーし、引退から5年が経過した選手が対象となる。全米野球記者協会(BBWAA)に10年以上在籍する記者による投票で75%以上の得票が必要となり、結果は来年1月21日に発表される。
イチロー氏はメジャー通算3089安打。01年にマリナーズでデビュー。1年目で首位打者や盗塁王を獲得、MVPと新人王を同時受賞し、04年にはシーズン262安打のメジャー記録をマークした。史上最長の10年連続200安打以上、10年連続ゴールドグラブ賞受賞などまさにレジェンドだ。