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【プレミア12】韓国予選敗退も金倒永の活躍にメディアご満悦「待ってて下さいMLB」

東スポWEB 2024年11月19日 12時14分

韓国は18日のオーストラリア戦に5ー2で勝利したものの、3勝2敗で1次ラウンド敗退し、19日に帰国の途についた。世界の壁は厚く、リュ・ジュンイル監督は「4強の目標が達成できなかった。台湾まで応援に来てくれた人たちに申し訳ない」と悔しさをにじませた。

世代交代を図る中、投手力に課題を残す一方で攻撃力で活躍を見せたのが金倒永(キム・ドヨン=21)だった。この日も1本塁打、4打点をマークするなど、大会5試合で17打数7安打、打率4割1分2厘、3本塁打、10打点と結果を残した。今季のKBOで38本塁打、40盗塁をマークするなど多くの史上最年少記録を塗り替えて大ブレークを果たした超新星が、国際舞台でも躍動した。

そのため韓国メディアは大喜びで「マイデイリー」は「国際的な選手であることを証明した大会だった。MLBのスカウトが訪れてデータを取り始め、事実上のショーケースに乗った。彼がより鮮明に刻まれた。待ってて下さいMLB」と報じ、「SPOTVニュース」は「KIAはキム・ドヨンをMLBに奪われる覚悟をしないといけないようだ」と近い将来のポスティングシステムによるMLB挑戦を期待。「スポーキー」も「今大会はキム・ドヨンに尽きた」としている。

無念の敗退とはいえ、超新星への期待は膨らむ一方で、キム・ドヨンも「今後の国際大会に向けて準備するきっかけになった。むしろいい方向に考えている」と前を見据えた。

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