WWE人気ユニット「ダメージCTRL」のイヨ・スカイが〝ドリームチーム〟の一員となり、PLE「サバイバーシリーズ:ウォーゲームス」(30日=日本時間12月1日、カナダ・バンクーバー)の女子ウォーゲームス出撃が決まった。
先週ロウでは、WWE女子王者ナイア・ジャックスとMITB覇者ステファニー・ストラットンに女子世界王者リブ・モーガン&ラケル・ロドリゲスと、激しい抗争となったビアンカ・ベレア&ジェイド・カーギル&ナオミを、まさかの救出。イヨにとってWWE女子タッグ王者のビアンカ&ジェイドとナオミは宿敵だったが、緊急合体して和解の握手をかわしていた。
18日(日本時間19日)のロウ(ミシガン州グランドラピッズ)では、リブ、ラケルに続きナイア、ステファニー、女子SPEED王者キャンディス・レラエの悪女5人がリングインし、ビアンカ、ジェイド、ナオミらを挑発した。
ここでビアンカ&ジェイド&ナオミが登場。ビアンカが「私たちも仲間を連れてきたわ」と言うと、テーマ曲「Tokyo Shock」が鳴り響き、リブへの挑戦権を持つイヨが現れた。大歓声の中、かつての宿敵3人と並んで、笑顔でリングに上がった。イヨ&ビアンカ&ジェイド&ナオミは、リブ&ナイア&ステファニー&ラケル&キャンディスと対峙したが、金網に囲まれた2つのリングで、5対5で争う軍団対抗戦・ウォーゲームスには1人足らない。
リブが「アンタたちはイヨを連れてきたのね。でも計算が合わないじゃん。アンタらのチームに入りたいと思うマヌケがいるとは思わないけど」などと言ったときだ。リブ&ラケルに襲われ、欠場していた元女子世界王者リア・リプリーが花道を歩いてリングに入った。
フェースガードをしたリアはマイクで「ウォーゲームス!」と叫ぶと、怨敵リブにヘッドバット一撃。これを合図に両軍10人による大乱闘が勃発したが、主役の座を奪ったのはイヨだ。ステファニーをボコボコと馬乗りで殴りつけると、コーナー最上段に上がった。そのまま場外にいたナイア、ステファニー、ラケル、キャンディスの4人をまとめて必殺のムーンサルトアタックでなぎ倒してみせた。
さらに5人の〝ドリームチーム〟のセンターとなり、悪女軍を挑発。これにより、PLE「サバイバーシリーズ」で、イヨ&ビアンカ&ジェイド&ナオミ&リア vs リブ&ナイア&ステファニー&ラケル&キャンディスのウォーゲームス戦が、正式に決まった。
得意のウォーゲームスでも、イヨがセンターの位置を射止めるのか注目だ。
この日のロウは「AEBEMA」にて放送された。