サッカー日本代表は19日、北中米W杯アジア最終予選中国戦(アモイ)に3―1で勝利した。1~2月のアジアカップ以来の先発となったMF伊東純也(スタッド・ランス)と、4―0で勝利した15日のインドネシア戦(ジャカルタ)で〝温存〟されたMF久保建英(レアル・ソシエダード)の右サイドコンビが活躍した。
0―0の前半39分、久保は左CKから中央のFW小川航基(NEC)の頭に正確に合わせて先制点を演出。1―0の前半アディショナルタイムは、伊東だ。右CKを起点にニアでDF町田浩樹(サンジロワーズ)がファーにそらすと、DF板倉滉(ボルシアMG)が体を投げ出しながら頭で押し込んで、2点目をゲットした。
そして後半9分の3点目。右サイドで久保からボールを受けた伊東は、ペナルティーエリア内でクロス。これを小川が再び頭で合わせて決めた。
久保は前半に攻めあぐねた状況について、ピッチ幅が通常より明らかに狭く設定されていたことを挙げ「とにかく狭かったですね。多分、テレビ見るより相当狭い。狭いと、並大抵のヨーロッパでやっているチームより速いイメージがありましたし、ちょっとビックリしましたね」と振り返った。
先制の場面には「何回か中村(敬斗)選手にパス出していたので、シュートを打ってみようと。いいコースだったけど、GKがナイスセーブして、その後はセットプレーの練習通りに決まってよかったです」と振り返った。