シンガー・ソングライターの秦基博(44)が、19日深夜放送の音楽トークバラエティー番組「あのちゃんの電電電波♪」(テレビ東京系)にゲスト出演。名曲「ひまわりの約束」(2014年)の歌詞ができるまで、悩みに悩んだ制作秘話を明かした。
映画「STAND BY ME ドラえもん」の主題歌で、CMや他の歌手らにカバーされ歌い継がれている同曲だが、歌詞は「締め切りをもう2回ぐらい破って、それでもできなくて、ホントの締め切り?」に完成したという。
「『この日に提出しないと絶対ダメです』っていう日に、夜通し徹夜して書いて、ほぼ朝になって、〝これでじゃあ形にはなったかなぁ〟と思ってたときに、ブワッってひらめいて。で、そっから、それまでまとめてたの捨てて、でウワァ~って朝から昼ぐらいまで書いて、それで今の形になったんです」
歌詞が〝降りて〟くるまでの心境はこう振り返った。
「〝なんかもうちょっとなんだけどな~〟みたいなことがやっぱりあって。〝何が足りないのかな~〟ってず~っともう考えても考えても〝もうちょいだな~〟みたいなのはありつつ、まぁでも作業進めてて…そのある瞬間(歌詞がひらめいた)」
締め切りに関して信用されていない秦は、所属事務所に呼ばれて歌詞を完成させたという。「事務所に缶詰めみたいな。できるまでホントにもう帰さない、みたいな感じだったんです」
何をしてるときに歌詞が浮かんだのか聞かれ、秦は「ひたすらパソコン画面見ながら書いたんですけど…」と明かした。この経験があまりに苦しかったため、今では「ちゃんと締め切り、守るように…。事務所に缶詰めにならずにすむように(歌詞を)書くようにはします」とのこと。
MCを務めるあの(年齢非公表)は、「僕がよくAPEX(シューティングゲーム)やるとき、パソコンの前で絶対この曲浮かんでくるんだよね。(秦が)パソコンの前で(歌詞を)作ったから…。ホントにAPEXで『戦いに行くぞ!』って言って空飛んでるときずっと(曲が)浮かぶ」と豪語していた。