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兵庫県知事選めぐるテレビ番組でのSNS規制提言に野村修也氏「論点がずれている」

東スポWEB 2024年11月20日 13時49分

弁護士の野村修也氏(62)が20日、自身の「X」(旧ツイッター)を更新。斎藤元彦知事が再選した兵庫県知事選をめぐるテレビ報道のあり方について持論を語った。

斎藤知事はパワハラ疑惑、おねだり疑惑で大手メディアを中心に大きな批判を浴びた。しかし、選挙中はSNSで応援の声が拡大。虚偽の情報も拡散されやすいSNSが選挙戦に大きな影響を及ぼしたことを受け、ワイドショーなどのテレビ番組では「SNSの規制」を求める声もあがった。

野村氏は「TVでは、選挙期間中の報道規制の違いが問題なので、ネット規制を強化すべきだとする論調が見られる」と流れを整理すると「論点がずれている」とぶった切った。「兵庫県知事選挙で明らかになったTVの問題点はそこでなく、選挙前の報道姿勢」と指摘すると「真偽の裏どりをしないまま百条委員会の議論を垂れ流したことの是非を論じないと信頼は回復できない」と語った。

さらに、「それどころか一緒になって糾弾し、『ここまで言われてなぜ辞めないのか』などと斎藤知事を追い込んだことが、百条委員会の結論も出ないうちに、議会が知事に不信任を突きつける事態を後押ししたことを忘れてはならない」と続けると「まさに視聴率の罠」と断罪。「ここを改善できれば、TVは再生できるはず。頑張って欲しい」とエールを送った。

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