大みそかの格闘技イベント「RIZIN DECADE」(さいたまスーパーアリーナ)の会見が20日に行われ、ボクシングの元WBC世界ライト級暫定王者ライアン・ガルシア(26=米国)が参戦し、69.4キロ契約で安保瑠輝也(29)とボクシングのエキシビション戦を行うことを発表した。
同カードはすでに米国で報じられ、ガルシアも自身のSNSで安保戦が決まったことを発表していた。これを受けて榊原信行CEOは「安保選手とガルシアに関しては、今週末くらいに僕と安保でアメリカに飛んで詳細の発表を週明けにしたいと思います」と説明。そのうえで「すでにアナウンスされているのはほとんど正しいことです。2分8ラウンドになるのも含めて。世界に向けて、このカードが世界の市場に届けるフックになりますから。初出しの情報はアメリカからになるということです」と話した。
2分8ラウンドについては「完全ノックアウトルールかなと思います。3分はディフェンシブになる時間もあるけど、2分は息を止めて殴り合えるので。タイソンとジェイク・ポールは殴り合わなかったですけど、このルールはいくしかない」と強調した。
3部構成で開催予定の「RIZIN DECADE」だが、〝対世界〟を意識して午前中にスタートする「第1部」のメインカードとなる予定だ。