西武は20日、日本ハムを戦力外となった黒木優太投手(30)と育成選手契約を結んだと発表した。背番号は「136」となる。
黒木は球団を通じて「育成契約ですが期待していると言っていただき、とてもうれしいです。ライオンズの一員として1日でも早く支配下選手になれるよう頑張ります。バランスの良い投球が持ち味なのでしっかりアピールしていきます」と抱負を語った。
広池浩司球団副本部長兼編成統括は「ケガをしていた時期もありますが、コンディションが整えば、リリーフとして活躍できる能力がある選手です。力強いストレート、縦割りのカーブなどが特徴で、空振りがとれるフォークどれも素晴らしい球を持っています。立正大時代から評価していた選手のひとりで注目していました。まずはコンディションを整えて、早く一軍の戦力になってほしいと思います」とコメントした。
黒木は2017年に立正大からドラフト2位でオリックスに入団。今季から日本ハムに移籍したが2試合に登板にとどまっていた。通算135試合に登板し10勝11敗3セーブ47ホールド、防御率4・37となっている。