自民党の鈴木貴子衆院議員が20日、国会内で開かれた父・鈴木宗男参院議員が主宰する「大地塾」にサプライズで登場した。
貴子氏は先の衆院選で北海道7区から公明党と新党大地の推薦を受けて立候補し、親子〝二人三脚〟での選挙戦で5回目の当選を果たした。
宗男氏に「鈴木貴子代議士が来てくれました」と紹介を受けた貴子氏は参加者から大きな拍手で迎えられると「久しぶりに大地塾におじゃまさせていただきました。5期目を当選させていただきました」と報告を行った。
今年3月、貴子氏は派閥の政治資金パーティーに揺れた自民党に大きな大打撃を与えた露出度の高い女性ダンサーを招いた若手議員らの懇親会に出席し辞任した青年局長の後任として緊急登板したことで注目を集めた。
「いまの自由民主党を見ていて思うのは『政治を変えるためには何が必要か』。自分自身たちが変わるものである。政治が変わった先に社会がまた変わっていくのではないか。こんなことを思いながら未来を切り開く、地域の可能性を切り開く、自由民主党を切り開く、さまざまな思いで挑戦をさせていただいております」
最後に貴子氏は「これからも鈴木宗男同様に、いや、それ以上に将来のある鈴木貴子です。いま38歳。目先のことだけじゃない、将来、50年後に責任を持てる責任を果たすことができる唯一の政治家だ、そういう気概や自覚を持ってやっていきます」とあいさつし会場を後にした。