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【阪神】西勇輝が現状維持の年俸3億円でサイン MLB挑戦の菅野智之にエール「応援したい」

東スポWEB 2024年11月21日 5時14分

阪神・西勇輝投手(34)が、20日に兵庫・西宮市内の球団事務所で契約更改に臨み、現状維持の3億円でサイン。2022年に結んだ4年契約の3年目となる来季に向けて、「結果がすべてなので、今年以上の成績を出していきたいと思っています」と言葉に力を込めた。

高卒でプロの世界に飛び込み、16年目となった今季は、6勝7敗、防御率2・24をマークした。2年連続で規定投球回(143回)には届かなかったが、6月にはNPB通算2000投球回を達成。「年齢を重ねて、当たり前に中6日で投げられない日とか、日にちがあいたりとか。若手、中堅ではない立場で、なんとか1年間まわることができたと思います」と振り返った。

来季から藤川球児監督(44)が指揮を執る。新指揮官は就任会見で「プレーヤー個人の力がなくてベテランというのは必要ない」と宣言していた。そんな〝火の玉メッセージ〟について、ベテラン右腕は「いつの、どこのチームのチームもそうじゃないですか。当たり前のことを伝えただけじゃないですかね」とし、「自分はこの年齢まで高卒でやってきた、ローテーションを守れてきた自負もある。だから自分は普通にやって、結果を出して来年またこの契約に臨むだけです」と言葉に力を込めた。

また、19年まで4年連続で自主トレをともにした巨人・菅野智之投手(35)が、海外フリーエージェント(FA)を行使。〝師匠〟でもある先輩右腕のMLB挑戦について、「さみしいですね」と本音を漏らしつつ、「ずっと言ってたんで。大舞台に行って活躍してる姿を、時差があるので朝早くから観たり、夜観たりして応援したいと思ってますね」とエールを送っていた。

(金額は推定)

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