WWE第3ブランド・NXTの〝美しき狂気〟ジュリアが、アイアン・サバイバー戦へ向けて胸中を激白した。
「NXTデッドライン」(12月7日=日本時間8日、ミネソタ州ミネアポリス)で行われる、5人出場で25分間のポイント争奪戦「アイアン・サバイバー・チャレンジ」の予選にエントリー。この女子アイアン・サバイバー戦で勝利すれば、NXT女子王座(現王者はロクサーヌ・ペレス)への挑戦権を獲得できる。
19日(日本時間20日)放送のNXTで、ジュリアは動画で登場。9月にマリーゴールドからWWEへ移籍したが、激動の2か月を振り返った。まずは英語で「米国に来てから2か月余りがたった。日本の生活とは全く違う」と前置きした上で、英語字幕付き日本語でこう語った。
「でも、アメリカで楽しい時間を過ごしているし、今、新しい文化を学んでいるところ。それと同時に、NXTもビューティフル・マッドネス(美しき狂気)であるジュリアについて学んでいるんじゃない?」
さらには2017年にアイスリボンでデビューした時代を「私がデビューした頃はまだ、格闘技の経験はなかった。私が持っていた唯一のスキルはガキの頃に経験したケンカ。勝つためにかみついたり、殴ったり何でもやったよ。そうしたら、日本のファンの諸君はみんな私のことを〝美しき狂気〟って呼ぶようになった」と回想した。
続けて「混沌と創造。それがWWEスーパースターのビューティフル・マッドネス。私が勝ち上がったら、他の女の子たちはたっぷりジュリアを味わうんじゃない? デッドラインで」と予選を勝ち上がり、アイアン・サバイバー戦での大爆発を誓った。
最後は英語に戻り「私はアイアン・サバイバーになる。ロクサーヌ・ペレス、また会おう!」とアイアン・サバイバー戦に勝利し、NXT王者ロクサーヌへの挑戦を表明した。ロクサーヌには10月1日シカゴ大会での王座戦で敗れており、〝美しき狂気〟は当面の目標であるNXT女子王座取りに燃えている。
NXTは「ABEMAプレミアム」にて視聴可能。