ボクシング界のレジェンドで元世界ヘビー級王者マイク・タイソン(58=米国)の19年ぶり復帰戦で激突したユーチューバーのジェイク・ポール(27=同)がプロレスラーに転身する可能性が出てきた。
世界が注目した試合でタイソンに3―0の判定勝ちを収め、今後の動向が注目されている中、英紙「デーリー・メール」によると、兄ローガン・ポール(29)のポッドキャスト「Impaulsive」に出演した弟のジェイクは、世界最大のプロレス団体「WWE」で戦っている兄とのコンビで競演することに「ぜひそうしたい」と強調した上で「あなたの(名マネジャー)ポール・ヘイマンのようになりたい」熱望したという。
これにローガンは「もし君がボクシングから引退したら。そしてまだオレがレスリングを続けていたら、マネジャーのように強い右拳を持つ存在になれるだろう」と返答。これにジェイクが「なぜ今はできないのか」と問いかけると、兄は「今でもできると思う。ただ時間がかかるだけだ」と即時のプロレス転向に慎重な見解を示した。
同紙は「公式なものは何もない」としながらも「27歳のジェイク・ポールの今後は不透明だ。この試合(タイソン戦)で成功したにもかかわらず、潜在的なキャリアの変更をほのめかした。彼はローガンと力を合わせて一緒に働くことになるかもしれない」と伝えており、今後の動向に注目していた。