スペインプロリーグ機構は同1部レアル・ソシエダードの日本代表MF久保建英(23)を11月の月間最優秀選手(MVP)候補に選出した。
久保は11月3日のセビリア戦で今季3得点目となる先制ゴールを決めて、2―0の勝利に尽力。同10日にはリーグ首位を独走する強豪バルセロナを相手にフル出場し大奮闘。白星奪取に貢献し、同戦の最優秀選手賞「マン・オブ・ザ・マッチ」(MOM)に選出されていた。
他の候補選手はFWビニシウス(レアル・マドリード)、MFダニ・オルモ(バルセロナ)、FWジュリアーノ・シメオネ(アトレチコ・マドリード)、DFアルナウ・マルティネス(ジローナ)がノミネート。リーグ公式サイトによると「MVPはファン投票とともに専門家委員会によって選出される」という。
久保が受賞すれば、昨年9月以来2度の偉業となる。ただ、昨季も月間MVPなったことで他の欧州クラブからの注目度が高まり、獲得への興味を持つクラブが急増。すでにAマドリードやドイツ1部バイエルン・ミュンヘン、リバプールとトットナムのイングランド勢が久保に熱視線を注いでおり、新たな〝勲章〟を手にすることで来年1月の移籍市場にも大きな影響を与えそうだ。