前明石市長で弁護士の泉房穂氏が21日、「X」(旧ツイッター)を更新。再選を果たした兵庫県知事・斎藤元彦氏への謝罪の真意などをつづった。
おねだり・パワハラ疑惑の報道で逆風の中、再選を果たした斎藤氏についてはSNSの影響が大きいとされているものの、SNSの情報の信ぴょう性も指摘されている。
この点について泉氏は「SNSはデマが多いと指摘している側もまた、事実でないことを配信している。例えば、私が脅されているとのデマもある。脅したと言っている者とは、今年に入ってから会ったことも話したこともない。完全なデマなのに、裏どりもせず、平然と配信する点は、その立場を問わないのかもしれない」とSNS上でデマを指摘している側がデマを流していると指摘。
さらに「私が陰謀の黒幕というデマも出回っている。朝日系列の人脈でつながっているとのデマも拡散されている。デマに反応すると、かえって炎上するので、静観していたら、認めているとデマを流される。“デマを流したもん勝ち”の状況に、どう対応したらいいんだろう…」と嘆いた。
またテレビで斎藤知事に謝罪したことについて「多面的な見方ができず、一面的な見方だけで、個人攻撃をしたことについて、深く反省し、ご本人に謝罪をさせていただいたという経緯。これからは多面的な見方を心がけたいと思っている。謝罪に賛否両論があることも理解しており、それも含めて反省している」と改めて真意を説明した。
この他、泉氏が応援し、当選した現明石市長・丸谷聡子氏についても触れ「私が昨年の明石市長選で応援をした現在の明石市長の一連の対応につき、遅まきながらお詫び申し上げたい。人を見る目がなかったということで、申し訳なく思っている。どうしてそうなってしまったかの事情については、漏れ伝わってくる情報もあるが、事実の確認をふまえての発信にしたい」とつづっている。
丸谷市長は先月の衆院選で裏金疑惑で注目された西村康稔氏の応援したことで物議をかもしている。