俳優・本木雅弘(58)が21日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」に出演。義父母に当たる樹木希林さんと内田裕也さんについて言及した。
本木は29歳のころ、女優の樹木希林さんとミュージシャンの内田裕也さんとの間に生まれた娘・内田也哉子と結婚。その後は樹木さんの提案で2世帯住宅で20年ほど同居した。樹木にとってそれは〝教育〟としての意味合いが強かったようで、本木は「『1つ家の中に違った世代の人間がいると、価値観も含めて言葉の言い回し、違った音が聞こえてくるっていうことも人間を豊かにさせていくことの1つだ』。『何よりも私は、人が老いていくということも含めて、死にざまをきちんと見せていきたい』。有言実行されて旅立ちました」と、樹木さんの考えを明かした。
樹木さんと内田さんの夫婦関係について「ひと口に言うのは難しいんですけど…」としつつ「2人ともそれぞれ自分の道を生きて、ウソ偽りなく世間にそのまま晒していたタイプなので。そういった意味では作為のない、素直な表現者。面白がらせてもらいました」と語った。
内田さんについて「究極的に清々しさを持っている方」とし「破天荒なイメージもあるんですけど、普段は優しいし、紳士だし、読書家だし。『お前らの善人っぽいイメージは、俺という悪がいるから成立してるんだ、感謝しろ』っていうのをよくおっしゃってました」とその人柄を語った。