卓球女子シングルスで世界ランキング1位・孫穎莎(中国)の早すぎる終戦に、自国内から驚きの声が相次いでいる。
世界ランキングの上位選手で争うファイナルズ2日目(21日、福岡・北九州市立総合体育館)の女子シングルス1回戦で、孫穎莎が陳幸同(中国)に2―3で敗れて初戦敗退。孫穎莎は王芸迪(中国)とペアを組んだダブルスでも佐藤瞳、橋本帆乃香組(ともにミキハウス)に1―3で敗れている。
この結果に多くの中国メディアが反応。「ディンドンスポーツ」は「今回の福岡決戦で孫穎莎選手はシングルス、ダブルスともに1回戦敗退に終わり、女子シングルス4連覇を逃した」と報じ「新浪体育」は「女子シングルスで第1シードの孫穎莎がチームメイトの陳幸同に敗れ、1回戦で敗退した」と大々的に伝えた。
苦戦を強いられた孫穎莎に対し、中国のネット上では「彼女は目立たないようにするべきだ」「ダブルスで負けたらシングルスに集中すればよかったのに」と厳しい意見が目立つ一方で「孫穎莎にとっては中国勢同士の対戦が本当に大変だった」「勝ち負けはあなたにとって関係ありません」と擁護するコメントも見受けられる。