米プロバスケットボールNBAグリズリーズの河村勇輝(23)のパフォーマンスに、米メディアも太鼓判だ。
グリズリーズとツーウェー契約し、日本人4人目のNBAデビューを果たした河村は、20日に下部のGリーグ・ハッスルでマジック戦に先発出場。31分19秒のプレーで15得点、16アシストをマークした。Gリーグ初の「ダブルダブル」を達成して、チームも123―118で勝利を収めた。デーゲームを終えると、NBA・レイカーズのナイトゲームとして行われた76ers戦でベンチ入り。出場機会はなかったが、ベンチから仲間に熱い声援を送った。
この河村の奮闘ぶりには米メディアも反応。「スポーツ・イラストレイテッド」は「172センチの日本人ポイントガードはすぐにファンのお気に入りとなった。最近はグリズリーズの傘下、ハッスルで多くの時間を過ごすようになったが、マジックとの試合では見事なプレーを見せて好成績を収めた」と報じた。
同メディアは日本での河村の反響ぶりも紹介した上で「河村の身長でグリズリーズ内で大きなチャンスを得ることは確かに難しいが、172センチのポイントガードは、ビッグマンたちと渡り合えるだけの実力があることを示している」と指摘。無限の可能性を秘める河村に、大きな期待を寄せているようだ。