新日本プロレス21日船橋大会「ワールドタッグリーグ(WTL)」のBブロック公式戦で、棚橋弘至(48)、邪道(56)組がナチュラルクラシックス(トム&スティービー・フィリップ)に敗れ黒星発進となった。
バッドラック・ファレ率いる「ローグ・アーミー」から送り込まれた兄弟タッグと激突した棚橋組は、序盤から邪道が孤立して足攻めにさらされる。
終盤には邪道がマザー・オブ・オールボムズ(合体ボム)を狙われるが、ここは棚橋が間一髪で救出。トムにスリングブレイドを決めて反撃ののろしをあげる。邪道がトムをクロスフェース・オブ・JADOで捕獲すると、棚橋もクロスフェースでスティービーの動きを封じてみせた。
しかしトムにロープエスケープを許した邪道は、一瞬のスキを突かれて足4の字固めに捕らえられてしまう。序盤の足攻めのダメージが大きくたまらず無念のギブアップ負けとなった。
邪道に肩を貸してコメントブースに現れた棚橋は「まだ持ち直すから。まだまだ…まだまだ…」と逆襲を予告。邪道から「よろしく、エース。最後まで絶対に途中下車しねえから」と手を差し出されると「逸材超特急は速いっすからね」と強く握り返していた。