侍ジャパンの桑原将志外野手(31)が、21日に東京ドームで行われた野球の国際大会「プレミア12」のスーパーラウンド・米国戦に「1番・左翼」で先発出場し、8回に中前適時打を放った。チームは9―1と大勝した。
5点リードで迎えた8回だった。ここまで4打数無安打の桑原は二死三塁のチャンスで最終打席に立ち、カウント0―2から中前適時打を放ち6点差に。続く小園(広島)が二死一塁から右翼スタンド上段に飛び込む2ランを放ち、スコアボードには「3」が刻まれた。
桑原は、適時打を放ったものの「打席に入ったらイメージと違い、対応できなかった」と率直な思いを吐露。続けて「ああいう展開にもってきてくれた味方に感謝したい。打線を活気づけられるように頑張りたい」と早くも次の戦いに向けて闘志を燃やした。