バスケットボール男子日本代表が21日、アジアカップ予選のモンゴル戦(日環アリーナ栃木)で93―75と快勝したが、熱戦の一方で試合中継の際に放送されたCMが物議を醸している。
第2次ホーバスジャパンの初陣で日本は勝利したが、試合前には絶対的なエースの八村塁(レイカーズ)が日本バスケットボール協会やホーバス体制について公の場で批判を展開する大騒動がぼっ発。試合前日に協会の渡辺信治事務総長が事情説明の会見を開くなど前代未聞の事態に発展する中で試合を迎えた。
そんな渦中の試合で注目を集めたのが、日本テレビの中継で試合の合間に放映されたCM。なんと八村が出演するCMが流されたのだ。
協会やホーバスジャパンに批判を展開し、試合にも出ていない八村のCMがまさかのタイミングで放映されたことで議論が沸騰。SNS上ではファンの間から「合間に八村のCMが流れると複雑な気分になる」「バスケ日本代表戦のCMに八村塁はなんか切なくなるよ…」「ホーバスJAPANのCMに八村はまずいですよ」「CMで流れる八村が恋しい…もう日本代表で観られないのは悔しすぎる。どうにかしてください、バスケ協会の皆さん」「ビール飲んで仲直りしてくれないかなー」などと波紋が広がっている。
さらに「ハーフタイムのCMに『日本バスケのために』と八村を入れてきたのは何らかのメッセージを感じてしまう」「八村のCM笑『日本のバスケのために強くなりたいっ!』」とCM内で八村が発したメッセージを、今回の騒動とリンクさせる意見も出ている。
もちろんCMの放映は今回の騒動前から早い段階で決まっていたこととはいえ、思いもよらぬタイミングとなったため思わぬ脚光を浴びてしまったようだ。